3041_高窓
skylight
影になりにくくプライバシー性の高い空間は都市型住宅の強い味方。
建物が密集した市街地に建てる場合、窓の設置場所によっては、お隣から部屋の中が見えてしまい、ブラインドを降ろしたままの窓になったり、周囲の建物にさえぎられ、光の入ってこない窓になったりすることがあります。
そんな時、通常の窓位置よりも高いところに窓を設けられないか検討をしてみましょう。外から部屋の中が見えにくい窓や、自然光の採り込みやすい窓にできる可能性があります。
また、「ここには収納を設けたい」「大きめの鏡を設置したい」など、お部屋のレイアウトで壁面を占有するものがあり、窓位置を確保しにくい場合も、横に長いすべり出し窓などを高所に設ければ、採光性が上がります。
リビングやダイニングの天井部分を、吹き抜けや勾配天井で高くするプランをご検討でしたら、ぜひ高窓の設置もご検討下さい。食事や団欒などで過ごす憩いの場が、空の明るさのダイナミックな変化を感じられる空間となります。
また、暗くなりがちな階段スペースも、ひな壇状のものや鉄骨階段など囲い不要の階段を用い、吹き抜けなどの縦方向にひろがりのある空間にして固定窓を設置すれば、見上げるような高さのところから光が差し込む空間ができます。
多くの場合、お部屋の手の届きにくい高さのところに設けることになりますが、チェーン付きで開閉のできるタイプの窓もあります。
都市部の住まいでは、敷地面積を広くとるのが難しかったりするものですが、「縦の空間+高窓」で、ゆとりや開放感を感じられる光あふれる空間が手に入ります。以下の施工事例もご参照ください。
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設計コンセプトごとの目のつけどころの違いをショーケースのように楽しめる、「コンセプトハウス・ギャラリー」掲載。
施主様のライフスタイルや思いに沿って、工夫やこだわりのポイントが見えてくる「施工実績」掲載。
心ひかれる建築実例との出会いがありますように。